8/03/2010

ウコンの力

今日のセミナーのテーマはウコンの力でした。
 冗談みたいですが、真面目です。

本当のカッコ良いテーマは、
Targeting Inflammatory Pathways by Dietary Agents and Traditional Medicine for Prevention and Therapy of Cancer (伝統的な食物由来の成分で炎症反応を抑制し癌を治療または予防する)
だったのですが、内容はウコンってスゴイッ!!ってことでした。


インド人の先生が、いかにもインドっぽい色使いのスライドで、しかもインドなまりの英語で話すからちょっと胡散臭く感じてしまうのですが、実際にしゃべっていた内容はちゃんと医学的、科学的なものでした。
ウコンの黄色い色の成分であるCurcumin(クルクミン)ってのが、NF-kBという炎症物質などを介して炎症を抑える効果があるらしく、それが周り回ってガンに効くそうです。こう書くと、やっぱり冗談ぽいけどホントです。
ここMD Anderson Cancer Center でも、膵臓癌に対する臨床試験 (なんとphase II) を真面目にやっているし、実際にいい結果が出ている様です。
他にも、このCurcuminってのを飲むだけで家族性大腸腺腫症FAPのポリープの数が減ったりするなど、ここアメリカでは真面目に研究されていました。

ウコンなんてこれまで二日酔いの時のオマジナイぐらいにしか思っていませんでしたが、ホントに効いてたのかもね。

おお、確かにクルクミン含有って書いてある!!
でも薬として飲む時は、1000mgとか使ってたけどね

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