6/27/2010

Corpus Christi 2日目

今朝も朝からウミガメの赤ちゃんを見に、昨日と同じ国立公園へ早起きして行って来ました。が、今日は放流なしとのこと。
ちょっと残念でしたが、気を取り直して、朝日の昇るビーチで朝ごはんを食べてきました。Tはまだちょっと眠そうでしたが、Noriは朝早くにも関わらず、全身砂だらけになるまで砂遊びを満喫しておりました・・・。




朝から元気な2人 まだ7時前だぜ

朝日がキレイだね

顔中砂だらけ そんなに砂好きなのか!?

いったんホテルに戻ってシャワーを浴びた後、チェックアウトしてCorpus Christi名物の州立水族館へ行ってきました。
まずはイルカショー。

 2人ともかぶり付き


 イルカは元気に跳んでました

NoriもTも、始まる前からハイテンションで水槽の前を行ったり来たり・・・。
イルカのショーもあまり派手さはないですが、なかなか楽しかったですよ。前のほうに座るヒトは、濡れるのを覚悟して行くべし!
その後、建物内の水槽を一巡し、ウミガメなどを見てきました。とにかく昼間は暑いから、水族館みたいなところは快適で助かります。

興味深い顔(?)

カメは昨日も会ったぜ! あれ、昨日よりちょっと大きいか?


一通り水族館の中を見たところで、お腹もすいたので、Corpus Christiで一番という評判のハンバーガーショップ Wallbanger's へ。ここは自分で好きな野菜を選んで自由にはさむスタイルで、ハンバーガーもなかなかジューシーで美味しい!店内ではワールドカップサッカーの中継していたりして、なかなか楽しいお店でした。



1/2ポンドのハンバーガーを頂きました
かなりのボリュームです

Noriもママのポテトをほおばってます

そんなこんなでCorpus Christiを出発したのが午後3時ごろ。帰り道に「お得な気分を感じたい!」というTの母の意見により、Houston近くのアウトレットモールを目指しましたが、着いたのはすでに6時過ぎで、お店も閉まっておりました。
残念でしたが、お買い物はまた来週ってことで・・・。

6/26/2010

Corpus Christi 1日目

早起きしてウミガメの放流を見たあと、いったんホテルに帰って朝食を頂いて、改めてビーチで海水浴してきました。

ビーチは国立公園でなく、そのちょっと北側にあるMustang Island State Parkに行ってきました。ガルベストンに比べると、ちょっと波は高めでしたが、砂が若干白っぽく見た目はきれいなビーチでした。海水も藻が浮いていましたが、キレイでしたよ。メキシコ湾の海底油田からのオイルリークも、テキサス沿岸は今のところ何の影響もないようです。

ちょっと泳いで休憩中、Noriはせっせと砂遊び
ビーチが黒く見えるのは海草が打ち上げられたものであります

Noriも浮き輪に乗って海水浴を満喫しておりました。
けっこう波があって、頭から波を被ったりしておりましたが、きゃっきゃと喜んでおりました。子どもって、水遊びが大好きだねえ。そういえば、自分もずっとそうでしたが、いつ頃から水遊びが面倒くさくなっちゃったんでしょうね。子どもが生まれると否応なく水遊びに戻らざるを得ませんが、そういえばけっこう楽しかったなと、最近再認識しております。

午後になってNoriも眠くなってきたころ、Noriの親友Tとその一家がCorpus Christiに着いたとのことで、合流してちょっと観光へ。
まずは退役した空母レキシントンが係留されているので、その見学へ行ってきました。退役した古い空母とはいえ、実際の空母に入るのは初めてなので、どんな感じかなぁと思っておりましたが、滑走路だった甲板は思ったほど大きくなく、「ホントに飛行機が飛んだり着陸したりできるのかしら?」なんて思っちゃいました。ここに着陸するのはホントに怖いだろうなあ。

 空母の甲板で

 小さな2人は、元気に駈け周っておりました

 当時(?)の飛行機も展示してありました


 内部には、床屋以外にも歯医者・薬局・手術室などもありました

そのほかの内部は、この空母が活躍した第二次世界大戦で、日本軍をいかにやっつけたかを事細かに書いてあって、すごいんだろうけど負けた日本人としてはちょっと複雑な気分に。アメリカ人には楽しいところでしょう、きっと。

晩御飯はCorpus Christi 名物というウワサの日本食ビュッフェへ。
イクラ・サーモンなどの握り鮨あり、アメリカンな巻き寿司あり、うどん・唐揚げ・すき焼き・天ぷらなどすべて食べ放題で1人14ドルほど。学生の頃の「すたみな太郎」をちょっと思い出しましたが、焼肉がないだけで雰囲気はほぼ同じ。学生の頃のように、お腹がはち切れそうになるまで食べちゃいました。

 イケメンのウエイターに目が向きがちな母2人

ウミガメの赤ん坊と、Padre Island National Seashore

今週末は、ヒューストンから南へ3時間ほどの街 Corpus Christiに行ってきました。
ここはメキシコ湾に面した港町で、キレイなビーチがあるので有名です。

海岸線に沿って、Padre Island National Seashoreという国立公園があって、
そこでタマゴから孵った赤ちゃんウミガメを放流するというので、見に行ってきました。

赤ちゃんウミガメは、朝日を目指して進む習性があるらしく、ウミガメの放流は
海から日が昇る朝6時半から!
さすがに朝早すぎるので、前の晩からCorpus Christiに宿泊しておりました。
4時半起床で、5時半にホテルを出発して会場の国立公園のビジターセンターに到着したのは、 朝6時過ぎでした。
ちょうどこの日は月食だったらしく、まだ薄暗いなか、満月が段々欠けていく不思議な光景を眺めつつ待っていると、どんどんヒトが集まってきました。最終的には100人以上居たのではなかろうか?

ビジターセンターでレンジャーの説明を聞いた後、みんなでビーチに移動してウミガメが放流されるのを観察します。この日は90匹のカメが放流されるとのことでした。
ボランティアさんたちが、鳥の攻撃からカメを守るためにネットを張っていて、その下でカメが一斉に解き放たれました。
日の出前のビーチは幻想的

 こんな感じで大勢が見守る中、カメたちは頑張って海を目指します


 レンジャーが1匹見せに来てくれました

こりゃ、非常にかわいい! 
元気な10匹ほどは我先にと海に向かって歩いていっちゃいましたが、大多数は「まだ眠いぜ・・・」的な姿をさらしており、レンジャーにちょっとずつお尻を叩かれながら、頑張って歩いておりました。




最後にカメと記念撮影
カメが気になってしょうがないNori

6/20/2010

夏休み! 最終日にSouth Llano River State Park

いよいよこの旅も最終日です。
今日は一路、ヒューストンまで戻ります。


が、8時間ものドライブでただ戻るだけではつまらないし、Noriも大変ですので、途中、South Llano River State Parkに寄ってきました。

ここはSan Antonioから西へ1時間半ほどのところにある州立公園で、キレイな小川で川遊びができる公園です。我々も、お弁当を食べたのち、ちょっと小川で遊んできました。
















しっかり遊んだところで、昼過ぎに州立公園を出発。途中、Houstonの手前で事故渋滞があり、おしっこ漏れそうになりましたが(サービスエリアもガソリンスタンドもあんまりないところだったんです)、夕方までにはなんとか無事に帰って来ることができました。

10日間の夏休みはあっという間でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。もう、しっかりアメリカを満喫した気がします。なにしろ、この10日間で3652マイル(=5877km)走りましたからねえ。北海道の最北端(宗谷岬)から鹿児島の最南端(佐多岬)まで、往復しても5690kmみたいなので、それ以上に走ったことになります。また違うアメリカを見に、色々出掛けてみたくなりました。

6/12/2010

夏休み! Carlsbad Caverns National Park

連日世界遺産を巡っています。
今日、訪れたのはカールスバッド洞穴群国立公園。ここも世界遺産であります。
とんでもなく大きい洞窟で、誰でも入れる部分だけでも、入り口から約80階分の高さを約1時間半で降りて行けます。しかも、夏には70万匹にも及ぶコウモリが洞窟内に生息しており、夕暮れ時と日の出の際には、その70万匹ものコウモリが一斉に飛び立つところが観察できるそうです。

ここが入り口

内部に入ると急に涼しくなります
そして、ドンドン地下深くもぐって行きます







ずっと寝ていたNoriも、途中で目覚めて元気いっぱい

洞窟の大きさが伝わったでしょうか?

一通り洞窟を見終ったところで、コウモリの飛翔までには時間があったので、近くの街Carlsbadに予約してあった今夜の宿にチェックインに向かいました。
ところが、ここで予想外のトラブル発生!インターネットで出発前から予約していたのですが、なんとオーバーブッキングで部屋がないとのこと。タダで近くの宿を確保してあるからと言われ、行った見たところ、とても古くてかび臭い部屋だったので、「あんな汚いとこ泊まれるわけないだろ!Babyが居るんだぞ!!」と、強く文句を言ったものの、今夜はCarlsbadに空いている部屋はないとのこと。仕方なく、隣のPecosという街に同じ系列のホテルがあるとのことで、そこに泊まることにしました。

隣の街とはいっても、ニューメキシコ州からテキサスへ州を越えるし、時間にして1時間半ほどかかります。残念ながら夜のコウモリの飛翔を見るのは諦めて、隣街Pecosまで移動しました。
くっそ~って思っていたのですが、取ってくれたホテルは昨年出来たばかりの新しいホテルで、スイートルームを取ってくれていました。しかも、料金は無料!うーむ、損したのか得したのかわかりませんが、仕方ないから許してあげることにしました。晩御飯の前に、とてもキレイなホテルのプールを家族3人で独占して泳いだりして、Noriもご機嫌でした。

キレイなベットでご満悦

こんな屋内プールも貸切でした

いよいよ、明日は最終日。
頑張ってヒューストンまで帰ります!

6/11/2010

夏休み! Mesa Verde National Park -2-

今日は昨日の2ヶ所とは少し離れたLong Houseと呼ばれる遺跡に行ってきました。少し離れているといっても、実際には車で約1時間ほど。宿泊したロッジも、Visitor Centerの前にあるのですが、公園の入り口のゲートから約15マイル、車で30分ほどかかります。ロッジからそれぞれの遺跡まで約12マイルで、やっぱり車で30分ほどかかるんです。ホントに、アメリカの国立公園は広い!

宿泊したロッジからの景色
その名もFar View Lodge ホントに遠くまで見渡せました
標高7000フィート(2133m)だけあって、朝は気温10℃ほど

Long Houseはメサベルデで2番目に大きな遺跡で、駐車場からトラムに乗って近くまで行きます。

レンジャーと奥のトラムに乗って行きます

これがLong House

レンジャーの説明を聞きます
Noriは就寝中

またはしごを上って遺跡の内部へ






発見された当時のままの薪
こんなのを残してみんな出て行かなきゃいけなかったなんて、
700年前にいったい何があったんでしょうねぇ


遺跡の一番奥の岩からは、水が今でも湧き出しています

さて、気が付けば旅もだいぶ終わりが近付いてきましたね。
今夜はメサベルデから5時間ほど走り、ニューメキシコ州のアルバカーキAlbuquerqueに泊まります。

6/10/2010

夏休み! Mesa Verde National Park -1-

この旅で4つ目の州、コロラド州にまでやって来ました。

 
テキサスを出発して、ニューメキシコ州・アリゾナ州・ちょっとだけユタ州、そしてコロラド州。ここまで約2600マイルを走破してきました。うーむ、なかなかな距離を走ってきましたね。

さて、ここMesa Verdeは、アメリカでは珍しい世界遺産のうちの文化遺産です。自然遺産はグランドキャニオンをはじめいくつかあるのですが、ここ北アメリカでコロンブス以前の歴史を示す遺跡として、非常に有名らしいです。

お昼過ぎに着いて、まずはVisitor Centerで遺跡に行くためのチケットを購入。遺跡のうち3ヶ所は、勝手に入れずにレンジャーツアーに参加する必要があります。チケットはめずらしく有料でしたが、1ヶ所につき1人$3なので、まあそんなもんでしょう。

初日はBalcony HouseとCliff Palaceという2ヶ所のレンジャーツアーに参加してきました。どちらも断崖絶壁にある古代都市で、最盛期には各遺跡に150人ほどが生活していたのでは?とのことでした。
訪れる前に写真を見ただけでは、「なんでこんなところに住んでいたんだろう・・・」と思っておりましたが、実際に訪れるとちょっと納得できるところがありました。高地にあって涼しく快適だし、ちょうど水が湧いてくる場所に建っていて水を汲みに行かなくて良いし、きっと敵も攻めてこないし・・・。
だいたい西暦600年ごろから1400年頃まで、標高2000メートルを超えるこの一帯に人が住んでいた様ですが、14世紀に突然姿を消してしまったそうです。原因は不明とのことでしたが、きっと気候の劇的な変化があって住むのに適さない環境になってしまったのではないかと、レンジャーは言っておりました。

ま、お勉強はそんなところで終わりにして、実際に遺跡に行って見ました。断崖絶壁と書きましたが、本当に断崖絶壁を降りて遺跡に行きます。途中、はしごを上ったり、ロープを伝って岩を降りたりと、けっこう本気で怖いところを通ります。高所恐怖症のヒトは、覚悟して行くべし!


ほんとに、崖の途中に遺跡があります

まずは、Balcony Houseから。
高さ20mのはしごを前に、「引き返すなら、今しかない!」
と説明するレンジャー。聞いていないNori。

こんなのヘッチャラだもんね、ママが運んでくれるから。

遺跡の内部でお勉強
またNoriは聞いてないけど

おいらは身体で学ぶんだもんね

遺跡内部はこんな感じ。
ここは、来るのは大変だけど、遺跡自体は小さめ。

最大の難関を軽くすり抜けるNori。
大人は肩をすぼめて四つん這いで通らなきゃいけないのに、
歩いて通り抜けたNoriは、みんなに絶賛されました。

帰りも大変。こんな岩肌を登って・・・

 またはしごを登って帰ります

 続いて、Cliff Palace。
メサベルデの中でも最大の遺跡。
 レンジャーツアーの集合場所から撮影



断崖を登っている人達が分かりますか?

 3つの遺跡は、こんな感じでレンジャーツアーで見学します

4階建ての塔もあります
700年前の高級アパートって感じ?

なかなかアドベンチャーな遺跡でした。
今夜はこのメサベルデ国立公園内のロッジに泊まって、明日も遺跡探検します!