アメリカの、MD Andersonの実際の医療を垣間見れてとても良い経験というか、良い刺激をもらっている感じです。何しろ11月に来てから今までずっと電子カルテとにらめっこだったもんで。
Bossは胃癌・食道癌の分野の化学療法に関して、世界的に有名な先生なので、当然そればっかり診ているのですが、とにかくもう何もかも日本と違う!
純粋な医療の分野だけでも、使っている抗癌剤も日本と全然違うし、手術を含めた治療戦略も全然違う。胃癌に対する放射線治療も、日本では見たことないですが、こちらでは当たり前です。まだ日本では発売すらされていない新薬も数多く使われています。日本で開発された抗癌剤すら知らずにアメリカに来て、アメリカ人に教えられるなんて、トホホな感じ。
また、医者をサポートするスタッフの多いこと!Bossには、1人のPAという医者のアシスタント役に、臨床研究専属のナースが3人、さらに外来ナース数名と事務スタッフが1人付いて、1日に診察するのが30人程度です。これなら医者も治療や研究に専念できるよなあ・・・。
もちろん、MD Andersonはアメリカでも特殊な病院なんでしょうけれどね。しっかりこの病院の良いところを盗んで帰らないと!
自分用の白衣をもらったので自分撮りしてみました。
白衣も日本とちょっと違う。
両サイドの腰のところにスリットがあって、
白衣を捲くらなくてもポケットからモノが取り出せるの。便利!
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