3/06/2010

Proton Therapy Center

奈良から来た学生さん達に便乗して、MD Andersonの陽子線治療施設を見学させてもらいました。

陽子線治療とは、新しいタイプの放射線治療で、単純に言えば水素原子から電子を剥ぎ取ったものを癌に打ち込むってことです。
日本にも研究目的に何ヶ所か施設がありますが、ここMD Andersonの施設は世界で始めての治療目的の施設だそうです。ちなみに器械は日立製でしたが、世界シェアでは3番手ぐらいってことでした。
内部は撮影禁止ってことだったたので、もらったパンフレットの写真を勝手に使わせてもらっちゃいます。

一番上の列の写真が施設の外観です。
治療を開始したのは3年ほど前だそうです。

加速器の解説。
水素タンクから出発した水素原子が、電子を剥ぎ取られ、
クルクル回って加速され、患部に照射されます。

施設長が日本人の先生で、丁寧に日本語で解説していただき、とても勉強になりました。ちなみに、治療費は1人当たり1千万円ほどとのことでした。うーむ、高いような、安いような・・・。

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