3/05/2011

Emergency

前日の夜にやって来た救急車

Houstonでの留学生活を始めてからというもの、夜間・休日に電話が鳴ることがなくなりました。日本にいる間はしょっちゅう電話が鳴って、病院に召集されておりましたが、現在では夜間はすっかり気を抜いてグッスリ眠っております。

さて、そんなある日、突然夜中の3時に電話が鳴りました。あまりに久しぶりのことで反応が鈍く、電話に出る前に切れてしまいましたが、なんだろうなぁと思っていたら、玄関を物凄い勢いで叩く音がっ! 火事か?と思って玄関を開けてみると、真っ青な顔をしたお向かいのIさんが立っておりました。

「娘が大変なんですっ!!」

とりあえず奥さんと2人で駆けつけてみると、娘さんのMちゃんが倒れこんでいて周りの床には血痕が・・・。夜中まで試験勉強していたところ咳き込んで転んでしまい、顔面をテーブルの足に打ってしまったとのこと。意識はしっかりしていましたが、左目周囲が強く腫れあがり、左眉の上には3cmほどの挫創がありました。

「様子見て大丈夫ですかね?」
「いやあ、救急でCT撮った方が良いでしょう」

ということで、Mちゃんを車に乗せ無事を祈りつつ見送りました。

その後聞いたところでは、左眼窩底骨折だったようです。さすがアメリカと思ったのは、そのまま帰っても良いよと言われたとのこと。希望して2泊3日入院したそうですが、日本でも最近は入院しないのかなぁ。

と、こんな感じで久しぶりに医者っぽい状況に遭遇しました。こちらでは分かっていても何も出来ないのが少々じれったいですねぇ。ちょっと臨床に戻りたくなりました。

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